導入事例:西広島リハビリテーション病院様
PDC-310 データ収集パック導入事例
西広島リハビリテーション病院
西広島リハビリテーション病院様は、1986年に「信じ合い、明日を拓(ひら)く」という理念のもと、当時ではまだ珍しかった「都市型のリハビリテーション病院」として開院しました。 現在3病棟139床の全てが回復期リハビリテーション病床となっており、365日入院リハビリテーションが行える体制をとっている全国でも数少ないリハビリテーション専門病院です。
今回は、2013年から導入いただいている、「PDC-300シリーズ データ収集パック」の効果と、2021年新しく導入いただいた、「PDC-310 データ収集パック」の活用方法について伺いました。
医療法人社団朋和会
西広島リハビリテーション病院
所在地:広島市佐伯区三宅6-265
http://www.welnet.jp
今回導入いただいたシステム
Windows10 IoT搭載
IC, 磁気カード対応マルチリーダー端末 PDC-310
フルモデルチェンジで機能性アップ!1台でICカード、磁気カード(オプション)の読取りに対応したマルチリーダーがカメラ搭載で用途拡大、さらに便利に!
導入のきっかけ
誰でも使える手軽さが決め手!
研修会の運用がとても楽になりました
― 導入のきっかけは?
合同症例検討会
当院では、2000年代に「365日リハビリ体制」を導入したことを機に、多職種の職員が一気に増えたことから、守るべき根底の理念やリスク対応の基本を共有するため、職員研修制度の見直しを行ってきました。
院内では毎日どこかで研修が行われているのですが、以前は研修の受講確認を紙の名簿で行っていたので、法定研修の未受講者の把握も全て手作業で行っていました。職員が出席時に名簿の名前を探して丸印をつけるので、当時は入口にいつも行列ができていました。
PDC-300を導入する前に一時、市販のICカードとデータベースソフトを活用して病院独自で研修管理を行っていましたが、ノートパソコンとカードリーダーのセッティングや事前の研修登録があったので、研修の度に事務職員が付き添って準備していました。
その後、ワイエムコンサルティング株式会社さんの人事給与システムを導入することになり、研修管理について相談したところ、システムギアさんのデータ収集パックを紹介してもらいました。
2013年にデータ収集パック(PDC-300)を2台購入したのですが、研修を担当する職員が予約した端末を会場に持っていき、電源をつけるだけなので事前の準備が全く必要なく運用がとても楽になりました。
導入後の効果について
人事評価やキャリアプランにデータを有効活用
新しいデータ収集パックの活用
新型コロナウイルス対策に
非常時に持ち運べる勤怠端末として利用
― 2021年に追加導入していただいた、「PDC-310 データ収集パック」はどのように活用予定ですか?
もともと当院では研修管理端末として、データ収集パック(PDC-300)を2台で運用していましたが、業務で使用するアルコールハンドジェルを職員へ個人配布する際に、データ収集パックが使用量調査にも活用できると考え、1台を払い出し管理端末として使用することにし、追加で新型の「PDC-310 データ収集パック」を購入しました。
新しいデータ収集パックは、従来の研修出席データ収集に加えて、勤怠管理端末としても活用できるそうなので、非常時に「持ち運びできる勤怠管理端末」として活用する予定です。
当院では、施設内に勤怠管理のレコーダーが5台ありますが、全て壁付けで設置しています。新型コロナウイルス感染症が流行する中、当院でも発生した場合に備えて、病棟閉鎖時のシミュレーションを行ったのですが、職員の出勤ルートや更衣スペースを確保する際、「持ち運びできる勤怠管理端末」があるのは非常に便利だと思います。バッテリー駆動なので、電気点検で一斉停電する時も活用できますね。
西広島リハビリテーション病院様の研修への取り組みが、公益財団法人日本医療機能評価機構発行の事例集に掲載されています。こちらもぜひご参照下さい。
メディア掲載情報
医療法人社団朋和会 西広島リハビリテーション病院様に導入いただいた「PDC-300シリーズ データ収集パック」が公益財団法人 日本医療機能評価機構様発行の事例集(Improve Vol.22)に掲載されました。
研修受講記録をIT化、収集データを利用し、昇進検討や目標設定などご活用いただいている事例が掲載されています。
詳細内容は日本医療機能評価機構様のWEBサイトからご覧いただけます。
公益財団法人 日本医療機能評価機構様 公式サイト
(※HOME > 病院機能評価事業 > ツール > Improve)
「データ収集パック」がさらに便利になって登場!
ICカード情報と時刻をシンプルに打刻するこれまでの機能に加え、勤怠端末としての機能がバージョンアップ!
「出勤」「退勤」「外出」「戻り」など受付区分を4つまで設定できるようになり、利用用途が拡大しています。







