タンクローリー・ガス積載所の油種照合システム
タンクのハッチに取り付けたハッチタグと防爆RFIDリーダーで油種を照合し、誤積載を防止するシステム
私たちシステムギアでは、防爆エリアや低温・高温・多湿、粉塵の多い環境など、劣悪な条件下でも使用可能なヘビーデューティー製品のシステム提案及び開発を行っています。
防爆エリアで導入するシステムには専門的な知識と高度な技術が必要です。
お客様ごとに異なる作業環境に必要な製品の種類・仕様等の調査を入念に行い、
時には専用機器の製造開発も視野に入れ、ご提案しています。
受託開発・受託製造ソリューション
油種照合システムについて
危険物を移動し投入する業務は多くありますが、それにともなう入れ間違いは大きな事故につながることがあります。
タンクローリーに製油所の出荷設備から積み込む場合、各油種に適合したタンクに積み込みますが、灯油のタンクにガソリンを入れるような油種間違えがあると大きな事故につながります。
それらを防止するため、タンクのハッチに取り付けたハッチタグと防爆RFIDリーダーを装着したローディングアームで油種照合し誤積載を防止します。
※本システムは、昭石エンジニアリング株式会社様のシステムです
油種照合システムの概要
タンクローリー積場で各油種用のローディングアームの先端に取り付けた防爆RFIDリーダーを使用し、ハッチに取り付けた金属対応のRFIDタグを非接触で読み込むことにより、制御システムが油種を識別、油種が合えば積載が開始できるシステムです。
タンクローリー受付時に発行する登録カードを防爆磁気カードリーダーで読み込むことで、予約照合(登録した油種や容量)ができ、制御システムと連動することができます。
油種照合システムの特徴
油種間違いを未然に防止
ハッチのRFIDタグとローディングアームの防爆RFIDリーダーで照合しないと積み込みが出来ないため事前に油種間違いを防止することが出来ます。
オーバーフローを防止
ハッチタグにタンク容量を書き込むことで、オーバーフローを防止することができます。
出荷制御システムと連動
タンクローリーの入退場管理にICカードや磁気カードを使用することで、出荷制御システムと連動することが出来ます。
カードの読み取りに必要な防爆磁気カードリーダーのほか、防爆ICカードリーダもご提案いたします。