防爆磁気カードリーダー
TIIS 国内防爆検定合格製品(Zone1)
爆発危険場所でのカード読取りに
過酷で危険な作業環境を想定して設計された、防爆仕様の磁気カードリーダー
爆発や火災が起こり得る防爆エリア・危険エリアでの運⽤に最適な、防爆磁気カードリーダーです。リーダー部は本質安全防爆構造、制御部は耐圧防爆構造となっています。防爆エリアでJIS規格の磁気ストライプ付きカードを読取り、そのデータをRS-232CまたはRS-422出力することが可能です。
防爆磁気カードリーダーの利用用途
危険エリア内での入退室管理・滞在時間管理に・・・
磁気ストライプ付きの社員証や身分証明書などを使用して、防爆エリアの入退室の記録・管理を行えます。必要に応じて、滞在時間の管理等にも利用可能です。
個人認証機器として・・・
防爆パソコンのログイン認証端末として活用すれば、ログインパスワードを覚えなくても簡単に利用できます。また、システム上で権限設定を行うことで、情報の閲覧に制限を掛け、社内情報、個人情報のセキュリティに活用できます。
プラント等の在室者の把握・管理に・・・
危険物を取り扱うプラントでは、現在どのような人が何人入場しているかを管理することは、安全管理の上でも重要な情報となります。
カードリーダーと磁気カードを活用すれば、低コストで運用でき、効率的に情報管理を行うことができます。
制御機器のオペレートキーとして・・・
危険物エリアでの制御機器の操作は、資格や技能を必要とする場合が多くあります。
安価な磁気カードを認証入力キーとし、制御機器の操作者を限定することで、より確実に現場の安全管理を行うことができます。
仕様
型式 | EX-CRS |
防爆構造 | カードリーダ:本質安全防爆 ExiaⅡ BT5 制御器:耐圧防爆 Exd[ia]Ⅱ BT5 |
検定合格番号 | 第TC15179号 |
寸法 | カードリーダー:102 x 60 x 55 (mm) 制御器:230 x 280 x 150 (mm) |
重量 | カードリーダー:約500g 制御器:約7kg |
タイプ | リード専用 |
通信出力 | RS-232C又はRS-422(スイッチ切替選択)(※1) |
電源 | AC100V |
カード | 9600bps 調歩同期式 / 半二重 JIS X6301 又は JIS X6302 (Ⅱ型)F2F 210bpi |
ヘッド寿命 | 30万パス |
カード走行速度 | 10~120cm/s |
使用環境 | 0℃~+40℃ 20~80%RH(非結露) |
(※1)RS-232CとRS-422の同時使用はできません。RS-232CのRSとCSは短絡されています。