手形・小切手管理システム
金融機関での手形・小切手の管理業務をトータルサポートいたします。手形小切手の取扱い量や業務内容に合わせた最適なシステム構成で、交換業務(持出・持帰)から期日管理(入庫、出庫、在庫管理)を支援いたします。
手形・小切手管理システムについて
約30年以上に渡るMICR(磁気インク文字)機器のノウハウ蓄積とシェアNo.1である小型MICRリーダーソーターの実績を活かし、事務集中センターでの手形小切手の管理業務を支援いたします。
交換業務(持出・持帰)や期日管理(入庫、出庫、在庫管理)、現物ではなくイメージ(画像)データを活用したエントリー作業等、各工程に最適な効率化システムをモジュール化。必要機能をMICRリーダーソーターに組込むことでトータルのダウンサイジングを実現しています。 電子記録債権システム等へのシフトにより手形・小切手の流通量減少が進む、現在の事務集中センターにフィットする管理システムです。
ミャンマーでの無償資金協力事業(ODA)の中で、日本システム開発の「MICR処理システム」が採用されています
このような方におすすめします
システム老朽化によりサポート面で不安がある 。
取扱量が減少しているので、柔軟性のあるシステムが無いか探している。
処理中に現物を紛失してないかヒヤヒヤした事があるので、イメージエントリーに興味がある。
印鑑照合の作業を、もっと効率的に行いたい。
手形・小切手管理システム 導入のメリット
- イメージの有効利用による運用面の効率化とセキュリティの向上
データエントリーや転記業務、印鑑照合に活用できるイメージモジュールを追加することで、現物のハンドリングを減らし紛失や破損等を防ぎます。 券面イメージの取得は手形小切手の持出し、持ち帰り業務のMICR読取時と同時に行なう1パス処理ですので、セキュリティ向上のみならず大幅な業務効率化に繋がります。
- 業務に合わせたシステムのモジュール化でダウンサイジング&コストダウンを実現
MICR情報を基にしたリーダーソータの機能に、交換業務・期日管理・イメージエントリーなどのモジュールを組み合わせ、最適な効率化システムをご提案いたします。 各業務に必要なハードウェアを1台のMICRリーダーソータに内蔵することで、省スペース化とランニングコストも含めたコストダウンを実現します。
- 既存の運用に即した最適な組み合わせをご提案
私どもがご提案できるシステムは、モジュール追加が出来るリーダーソーターだけではありません。手形小切手の取扱量、業務内容や各所との連携内容、予算に応じた、柔軟なシステム構成にてご提案させていただきます。 まずは、お問い合わせいただき、現在の状況や問題点などをお聞かせください。
手形・小切手管理システムの機能について
小型リーダーソーター、シェアNo.1の実績を活かした豊富なオプションラインナップで、業務にあわせたコンパクトな提案から、イメージエントリやエンコード機能など、大型システム機能と同等のご提案が可能です。

(画像はMICRエンコーダーユニットを搭載)
ADC-6300の詳しい製品情報
オプション
イメージスキャナユニット(モノクロ/カラーの選択可)
MICRエンコーダユニット
エンドース(取立番号)ユニット
交換印専用インクジェットプリンタ
(裏面:交換・日付印)
(裏面:交換・日付印)
増設ポケットユニット(6ポケット/12ポケット単位で最大4ユニットまで増設可能)
印鑑照合、形式点検システム連携
手形イメージ保管、検索機能
機能詳細
交換持出
持出業務では、リーダーソーターでMICR情報を読取、枚数・金額の集計、金融機関別ソート や交換添表を出力します。リーダーソーターにて行なう持出集計と同時に、交換印、日付印、通過証明用のイメージ読取りが行なえます。 1パスで表面、裏面のイメージ保管と集計などを行いますので、大幅な効率UPとなります。
入庫(イメージエントリ)
MICR読取りと同時に券面イメージを取得。 PC画面でイメージを確認しながら、金額や期日などの補助自行Ⅱのエントリー、ベリファイ作業、MICRエンコードを行ないます。現物ハンドリングが少なく、破損・紛失リスクが大幅減少し、セキュリティ性が向上します。
ソート処理前に金額・期日・取立番号のMICR集中印字を行う為の小型MICRエンコーダーのご紹介も可能です。
ソート処理前に金額・期日・取立番号のMICR集中印字を行う為の小型MICRエンコーダーのご紹介も可能です。
金融機関向け小型MICRエンコーダー ADC-400 :製品情報
交換持帰
持帰業務では、店舗別、口座番号ソートを行い、センターカットデータの作成を行います。店番・口番ソートと同時にイメージ取得を行ない、印鑑照合や形式点検システムと連携します。現物での目視照合ではなく、照合システムにてイメージを利用した印影の自動照合、点検不備の確認が行なえます。センターカットデータの作成と券面チェックが効率的に行えます。
在庫(在庫照会)
在庫データのイメージ照会が可能となります。営業店への案内は、検索にて呼び出した照会イメージにて行なえますので、効率的に、そして紛失などのリスクも無く行なえます。
手形イメージ保管(通過証明)
ソータ読取時に手形イメージデータを同時取得しDVDやハードディスクに保管を行います。保管したデータは日付などを使用し検索することが可能です。
また、汎用スキャナを利用した、営業店での手形保管(手形転記)データの統合も可能です。従来からのマイクロフィルム専用スキャナーの代替として利用できます。
導入事例

神奈川銀行様
MICRリーダーソーター ADC-6000を使用した「手形交換/期日管理システム」、手形・小切手発行機 ADC-7000を使用した「手形発行システム」を導入いただきました。
導入にあわせ、従来複数のシステムに分散されていた「印鑑照合業務」「手形転記業務」も弊社システムに統合し、業務効率化にご活用いただいております。