本現象は、PDC-1030B の読み取り設定に起因するものです。
PDC-1030B の CODE39 読み取りについては、デフォルト設定が フルASCII コードの読み取り設定となっております。CODE39 フルASCII コードは 127キャラクタを表現することができ、2キャラクタの組合せで 1キャラクタに変換して表現されます。(英大文字、数字データは 1キャラクタで表現されます。)
例.
【 バーコードデータ 】 → 【 変換後のコード 】
・ 「0」 → 「0」
・ 「A」 → 「A」
・ 「$A」 → 「CTRL+A」キー
・ 「$H」 → 「BS(バックスペース)」
・ 「/H」 → 「(」
・ 「+B」 → 「b」
そのため、「*$A000%*」のバーコードラベルの場合は、「$A」が「CTRL+A」キーとなっており、カーソル前のキャラクタが全選択された後、「000%」とのみ表示されます。
本現象の回避方法としまして、PDC-1030B の CODE39 読み取り設定を、「CODE-39 Full ASCII 変換無効」へ設定していただきますようお願いいたします。
設定バーコードは製品付属の「操作ガイド」には掲載しておりませんので、
下記関連リンク1に掲載している「PDC-1000_CODE39フルASCII変換無効設定シート」を印刷してご利用ください。
【設定手順】
1) 「PDC-1000_CODE39フルASCII変換無効設定シート」を印刷する。
2) 「フルASCII変換無効」バーコードラベルを読み取る。
設定後は、一度 USBケーブルの抜き差しまたはパソコンの電源をOFF/ONしてから
動作確認をお願いいたします。