■バーコードリーダーの用語
バーコードリーダーの用語説明です。仕様等に書かれている用語の解説です。
読取り幅
バーコードリーダーは読み取り処理を行うときバーコードの両端の左右それぞれに余白(マージン、クワイエットゾーンなどとも言う)を含めて読み取り処理を行っています。余白の寸法は、CCDタッチスキャナ、レーザースキャナは左右それぞれ2.54mm、手動走査のペンスキャナは左右それぞれに6.35mm以上が望ましいとされています。読み取り可能なバーコードの幅(長さ)です。バーコードそのものの幅をあらわすのではなく、バーコードの左右の余白部分を含めた幅をあらわすことが多くあります。

表示読取り幅例
・80mm
・最大530mm,55mil 分解能
・65mm(左右マージン含む)
・80mm
・最大530mm,55mil 分解能
・65mm(左右マージン含む)
バーコードリーダーが読み取り可能なバーコードのナローバー(細バー)、または1モジュールの最小幅をあらわします。バーコードはいくつかの種類の幅をもったバーとスペースの集合体であり、それらの最小構成単位となるのがナローバー(細バー)やモジュールです。レーザースキャナなどバーコードから離れて読み取りできるバーコードリーダーは、バーコードとの距離によって読み取り可能な分解能が変化します。読み取り距離が大きいほど分解能は大きくなり、細いバーコードが読み取りにくなります。分解能はPSC値が充分に高い条件の値で示されます。


表示分解能例
・0.127mm(PCS0.9のとき)
・0.1mm(4mil)
・0.127mm(PCS0.9のとき)
・0.1mm(4mil)
読取深度,読取距離
バーコードとバーコードリーダーとの間の読み取り可能な距離をあらわします。レーザースキャナなどでは読み取り距離が大きいほど、分解能は大きくなり細かなバーコードが読み取りにくくなる特徴があります。


表示読取深度,読取距離例
・10-438mm(NB:1.0mm)
・430 mm(JAN 100%の場合)
・10-438mm(NB:1.0mm)
・430 mm(JAN 100%の場合)
読取方向
バーコードを正面からみたとき、バーコードリーダーが読み取りできる方向です。一般にはバーコードと平行に、正逆(左右)のどちらからでも読み取りできます。バーコードリーダーの機種によってはどの角度からも読み取り可能な機種もあります。
表示分解能例
・正逆両方向(上下逆)

・正逆両方向(上下逆)

読取り角度
バーコードに対し、バーコードリーダーの読取部が傾いたときに読取可能な角度です。
| ピッチ 左右 |
スキュー 前後 |
チルト | ||
![]() |
![]() |
![]() |
||
| バーコードに対して、左右の傾き | バーコードに対して、前後の傾き | バーコードに対して、Z軸の傾き |
表示読取り角度例
・ピッチ±30° スキュー±20° チルト±15°
・前: 60° 後: 60° 左右: 75°
・ピッチ角 ±60° スキュー角 ±50°
・ピッチ±30° スキュー±20° チルト±15°
・前: 60° 後: 60° 左右: 75°
・ピッチ角 ±60° スキュー角 ±50°
スキャン速度,走査速度
バーコードリーダーの受光センサが時間あたりにバーコードを走査する速度です。ペンスキャナ(ペン型バーコードリーダー)は手動走査するため、可変する速度の中で読取可能な速度の範囲を表示しています。バーコードスキャナは1回のスキャニングでバーコードの読み取りに 成功しているとは限りません。バーコードスキャナは読み取りに成功するまで走査を繰り返しています。
表示スキャン速度,走査速度例
・200回/秒
・100スキャン/秒
・200回/秒
・100スキャン/秒
ペン型の場合の表示スキャン速度,走査速度例
・100〜600mm/秒
・100〜600mm/秒
読取りバーコード
バーコードリーダーが読取可能なバーコードの種類。
コード例
・JAN-13
・Code39
・RSS
・JAN-13
・Code39
・RSS
光源
バーコードリーダー本体に実装された光源です。
光源例
・赤色LED
一般的にバーコードリーダーに使用される光源です。(レーザーと比べ、目に入った場合も人体への影響が少なく、学習塾など小さなお子様が利用される現場に向いています。)
・可視光半導体レーザー(可視光レーザーダイオード)
LEDに比べ、読取り精度が高く、小さなバーコードなどの読取りに適しています。
・赤色LED
一般的にバーコードリーダーに使用される光源です。(レーザーと比べ、目に入った場合も人体への影響が少なく、学習塾など小さなお子様が利用される現場に向いています。)
・可視光半導体レーザー(可視光レーザーダイオード)
LEDに比べ、読取り精度が高く、小さなバーコードなどの読取りに適しています。
受光センサー,受光素子
バーコードリーダー本体に実装された受光センサーです。光源によって投光されたバーコードの明暗の差を検知します。
表示コード例
・CCDラインセンサー
CCD素子を直列に並べられたCCDセンサーユニットを使用しています。主に、タッチスキャナ(タッチ式バーコードリーダー)で利用されています。
・CMOSセンサー
縦横の平面状にセンサーを並べたCMOSイメージセンサなどを使用しています。主に、二次元バーコードリーダーで利用されています。
・フォトダイオード
ペンスキャナ、レーザースキャナなどにはフォトダイオードが使用されています
・CCDラインセンサー
CCD素子を直列に並べられたCCDセンサーユニットを使用しています。主に、タッチスキャナ(タッチ式バーコードリーダー)で利用されています。
・CMOSセンサー
縦横の平面状にセンサーを並べたCMOSイメージセンサなどを使用しています。主に、二次元バーコードリーダーで利用されています。
・フォトダイオード
ペンスキャナ、レーザースキャナなどにはフォトダイオードが使用されています
PCS値
PrintContrastSignalの略。バーコードのコントラスト値です。バーコードリーダーが仕様表で示された数値以上のバーコードを読取可能であることをあらわしています。数値が大きいほど、明暗がはっきりしたバーコードであり、読取しやすくなります。
![]() |
||
| PCS値 | ||
| 大きい | 小さい | |
表示PCS値例
・0.45以上
・45% 絶対 暗/明、660nm反射
・0.3以上(0.18mm)
・0.45以上
・45% 絶対 暗/明、660nm反射
・0.3以上(0.18mm)
MRD値
MinimumReflectanceDifferenceの略。バーコードのスペースとバーの反射率の差をあらわします。PCSのかわりにMRDを表示している商品もあります。
読取り確認
バーコードを読み取ったときに使用者が読み取りを確認する方法です。バーコードリーダー本体の表示LEDが点灯したり、ブザーが鳴動するなどの方法で確認します。機種によってはブザー音色や音量の調整が可能な機種もあります。
表示読取り確認例
・表示LED
・LED&ブザー
・青色LED
・表示LED
・LED&ブザー
・青色LED
機能設定,通信設定
バーコードリーダーの動作機能を設定する方法です。バーコードメニューシート方式はそれぞれの機種専用の設定用バーコードを読み取らせることによって動作機能が変更される方式です。設定された機能はバーコードリーダー本体のEEPROMに書き込み、保存され、電源を切ったあとでも内容は保存されています
表示機能設定,通信設定例
・バーコードメニュー方式
・バーコードメニュー方式
電源電圧
バーコードリーダーの動作に必要な電源電圧です。USBキーボードインターフェースとPS/2キーボードインターフェースではケーブルを経由しパソコンから電源供給します。RS-232Cをパソコンで動作させる場合はACアダプタから電源供給します。
表示電源電圧例
・5VDC±0.25V
・5VDC±10%
・5VDC±0.25V
・5VDC±10%
消費電流
バーコードリーダーの消費電流です。商品によっては動作時と待機時それぞれの消費電流を表示しています。
表示消費電流例
・125mA
・動作時165mA(typ) スタンバイ時80mA(typ)
・320mA(最大消費) 45mA(照準時)
・125mA
・動作時165mA(typ) スタンバイ時80mA(typ)
・320mA(最大消費) 45mA(照準時)
温度
バーコードリーダーの動作時の温度範囲および保存時の温度範囲です。
表示消費電流例
・動作温度:0℃〜+50℃ 保存温度:-40℃〜+60℃
・−40 〜 70℃
・動作温度:0℃〜+50℃ 保存温度:-40℃〜+60℃
・−40 〜 70℃
湿度
バーコードリーダーの動作時の湿度範囲および保存時の湿度範囲です。多くの場合非結露が条件とされています。
表示湿度例
・使用湿度:10〜90%RH(非結露) 、保存湿度:5〜95%RH(非結露)
・0 〜 95%(結露なきこと)
・10〜90%RH(結露・結氷なきこと)
・使用湿度:10〜90%RH(非結露) 、保存湿度:5〜95%RH(非結露)
・0 〜 95%(結露なきこと)
・10〜90%RH(結露・結氷なきこと)
外乱光,周囲照度
バーコードリーダーの光源の障害(ノイズ)となるような外部照明に対して、正常に読取動作が可能な照度範囲です。
表示外乱光,周囲照度例
・0〜70,000lux
・0〜50,000ルクス
・10000ルクス以下(昼光色蛍光灯)
・0〜70,000lux
・0〜50,000ルクス
・10000ルクス以下(昼光色蛍光灯)
寸法
バーコードリーダー本体の寸法。
・D=Depth=奥行きの寸法
・W=Width=横幅の寸法
・H=Height=高さの寸法
・L=Length=長さ
・D=Depth=奥行きの寸法
・W=Width=横幅の寸法
・H=Height=高さの寸法
・L=Length=長さ
表示寸法例
・112mm(D),79mm(W),150mm (H)
・外形寸法(H×W×D) 152 x 63 x 84 mm
・190mm(L)×79mm(W)×150mm (H)
・112mm(D),79mm(W),150mm (H)
・外形寸法(H×W×D) 152 x 63 x 84 mm
・190mm(L)×79mm(W)×150mm (H)
重量
バーコードリーダー本体の重量。ケーブルや電池を除く本体のみの重量をあらわす場合があります。
表示重量例
・95g(ケーブルを除く)
・200g(ケーブル別)
・300g(ケーブル付)
・95g(ケーブルを除く)
・200g(ケーブル別)
・300g(ケーブル付)
適合規格
さまざまな安全規格や環境規格に対する適合規格。または各国の法令への対応をあらわしています。
表示適合規格例
・FCC ClassB Part15
アメリカが策定した電気通信機器に関する規制の一節。テレビやラジオに電波障害を与えない機器であることをあらわします。
・RoHS
EUが策定した電気製品などに対する有害物質の使用規制。EU加盟国では対象外の製品は販売および輸入ができません。
・FCC ClassB Part15
アメリカが策定した電気通信機器に関する規制の一節。テレビやラジオに電波障害を与えない機器であることをあらわします。
・RoHS
EUが策定した電気製品などに対する有害物質の使用規制。EU加盟国では対象外の製品は販売および輸入ができません。






